- 「ベジカラー菜菜(なな)」は、どんな商品に適用できるのですか?
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現時点では、下記の食品に適用できると考えています。
- 練り物全般(麺、パン、ピザ、など)
- 菓子類(クッキー、せんべい、チップスなど)
- 白身魚のすり身(蒲鉾、カラフルすり身など)
- ヨーグルト、牛乳、豆乳、生クリーム、加工チーズなどの乳製品
- 豆腐、こんにゃく、しらたき、ところてん、マロニーなど
- 杏仁豆腐、蜜豆、アイス、ソフトクリームなど
- ペースト状の商品(野菜ジャム、野菜ペーストなど)
※アイデア、工夫次第では、さらに多くの商品に応用できると考えております。
- 「なないろデザイナーフーズ」のコンセプトとは、一言でいうと何ですか?
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一言でいうならば
医食同源!
もう少し言わせてもらうと
消費者が日常的に食する食品部門において、「 徹底した医食同源型 」の食品を開発し消費者に届け普及することにより、「 圧倒的多数の消費者 」の「 健康の維持増進 」に貢献する。
- ベジカラー菜菜(なな)に含まれる成分(ファイトケミカル)には、
どのようなものがありますか。 -
多種多色にわたり膨大に存在しますが、ここでは代表的な成分の一部をご紹介します。
成分 作用、働き ポリフェノール群 抗酸化作用
がん予防効果ケルセチン(フラボノイド) 抗酸化作用 システインスルホキシド(イオウ化合物) 免疫細胞を活性酸素から守る イソチオシアネート(イオウ化合物) がん抑制効果
免疫細胞数を増加・活性化するスルフォラファン 発がん性物質の無毒化
がん抑制効果
免疫細胞を活性酸素から守るインドール(インドール酢酸) 発がん性物質の解毒作用 植物性ステロール
(β-シトステロール、スチグマステロール)発がん抑制効果
抗腫瘍作用β-カロチン(カロチノイド) 免疫バリア(皮膚や粘膜)の強化
がん予防効果リコピン(カロチノイド) 抗酸化作用
がんの抑制(前立腺、肝臓、膵臓、膀胱、子宮、胃、)テルペン 発がん抑制効果
発がん物質の解毒
発がん遺伝子の働きを抑える
活性酸素無毒化クロロフィル 発がん性物質の吸着と排泄 セレン(ミネラル) グルタチオンペルオキシダーゼ活性を高める
抗酸化作用ビタミンC 抗酸化作用、免疫細胞の働きを高める
発がん物質を抑制するビタミンE 免疫力アップ
活性酸素を消去する
- 本当に「なないろデザイナーフーズ」を食べたいと思うのでしょうか?
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美味しければ、必ず食べていただけるはずです。 健康面の脅迫観念は恐ろしいほど進んでいます。美味しくて、かつアピール方法が適切であれば、一度食べてみたいと感じるはずです。
コンセプトをうまく伝えることが重要だと思います。薬やサプリメントのように意図的に体外で結合させたものを摂取するよりは、安心安全のために、日常的に一般食品の分野から満遍なく摂取し、体内で自然治癒の様々な機能によって結合させることが必要なのです。
従って、効果を高めるためには、同時又は短期間内に七色の摂取をお願いしたいのです。 そのためにも「七色」が目安にもなっているのです。
- なぜ、北海道の食材にこだわるのですか?
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- 北海道は食材の宝庫であること。新鮮食材の容易な確保やトレイサビリティーの充実、各々の食材成分や効能、効果など信頼される機関からの情報が整っています。
- 北海道は、世界中の珍しい根菜類や薬草なども栽培され、栄養学的にその数は未知数とされていて、可能性をふくめ楽しみな大地であることです。
- 北海道の寒暖の差を利用した作物は栄養価も増し、味も良いのが特徴です。「北海道ならでは」の食材に恵まれています。
- 北海道には、なないろデザイナーフーズの将来の大量生産に対応できる仕組みと環境が整っています。
- 「なないろデザイナーフーズ」は認知されるのでしょうか?
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- 健康ブームを問わず、勿論認知されるでしょう。奇をてらった商品製品ではありません。なないろデザイナーフーズに限らず一般食品部門での出現を待っている人は、さまざまな論説や実態調査などから相当数の人がいることは最近になって証明されています。
- エンドユーザーがこのコンセプト( 健康的にデザインされた一般食品 )を求めていることは歴然としています。当協会の理念、目的の下で健康デザインされた一般食品のバリエイションとともに、食品の調理技術、食材確保、適正価格などの普及の面でも、なないろデザイナーフーズが果たす役割は非常に大きく、なないろデザイナーフーズが認知される可能性は高いと考えます。
- 理念が通用しても美味しくなければ認知は難しく、「美味しい」が絶対条件です。値頃感も重要な要因になるでしょう。
- 野菜、根菜、使用食材を決めるのに何を基準にして選んでいるのですか?
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前文でも照会した「デザイナーフーズ計画」(DF計画)で科学的に解明された野菜根菜などをピラミッド表にて情報を開示しています。このDF計画の成果に基づいた食材は素より、近年、日本での科学的根拠により特定食材に含まれるファイトケミカルに期待をし、成分保持部分を選別して使用しています。勿論、旨味成分も大きく作用しますのでフードコーディネーターおよび料理・調理の専門家などの力を結集して総合的に作られています。
たとえば、長ネギでは白い部分はビタミンCが豊富で、青首の部分ではビタミンAというふうに色だけではなく成分も分かれています。このように各々の野菜根菜の「味、色、ケミカル」の特性をフルに活用しているのです。
- 今後、新しく効果が期待される食材が発表されたら
取り入れることができますか? -
良い食材を加えることが良いとは限りません。すべてはバランスです。ひとつ取り入れるたびに「味、色、ケミカル」のバランスに影響が出ます。期待される食材を必ず入れるとは言えませんが、科学的根拠をふまえ「味、色、ケミカル」の総合的なバランスが整えば取り入れます。どんどん精度を上げ、進化をして行くべきだと思います。